日本人が好む味を、この一粒に

カンロの商品はどのように開発されているのか?
そこにスポットを当てる「商品開発の裏側」、第1回は会社名の由来にもなっている看板商品『カンロ飴』です!
皆さん食べたことはありますか?どこか懐かしい味がしますよね。
『カンロ飴』が発売されたのは今から69年前、1955年のこと。かなりの歴史があるこの商品、どのように開発されたのでしょう?
現在の商品担当者と一緒に当時の開発の裏側をのぞいていきたいと思います!
カンロ飴を生み出したのは、創業者:宮本政一

創業者の宮本政一(みやもとまさいち)が、現在の山口県光市でカンロ株式会社の前身である「宮本製菓所」の看板を掲げたのは1912年、弱冠19歳の時でした。
創業時は焼き菓子や干菓子を売っていましたが、1920年頃に飴菓子の製造を始めます。
そして、1950年には法人化させ、「宮本製菓株式会社」へ。
そんな彼の理念は『創意と工夫』。この理念が、カンロ飴の開発にも通じています。
📝Kanro POCKeT × スタッフ:
「19歳で起業!すごいですね!」
🍬カンロ飴商品担当:
「19歳!若いころからすごいですね…!私はその頃、大学でしょうゆの実験とかしてました。(笑)」
📝Kanro POCKeT × スタッフ:
「え?しょうゆの実験ですか!?もうなるべくしてカンロ飴の担当になったといっても過言ではないですね。(笑)」
🍬カンロ飴商品担当:
「(笑)確かにその時からフラグが立っていたのかもしれません。」
世間を驚かせるような飴をつくりたい!そのアイディアとは
法人化4年目の1953年、原料高や過当競争、一部取引先の倒産などが影響し、最高の売上高に対して最低の利益に終わった「宮本製菓株式会社」。
この状況から脱却するためにも、「発想を転換し、世間を驚かせるような飴を開発したい!」と考えた宮本政一は、このようなことを思います。
「日本人だけが好む味のふるさとがある。しょうゆや塩を飴に入れてみてはどうか?」
日本人であれば誰もが飛び付くような風味を持った飴をつくることができれば、市場を独占できると考えたのです。
実は菓子業界に昔からあったこの考え。しかし実現する方法が見つからず、誰も成し遂げていない領域でした。
📝Kanro POCKeT × スタッフ:
「この発想すごいなと思いました。これまで誰も成し遂げなかったところにあえて入っていく、宮本さんの理念『創意と工夫』の真髄を感じますね。」
🍬カンロ飴商品担当:
「まさにブルーオーシャン!マーケティング的な発想ができていて素晴らしいです。」
とても食べられたものじゃない… 苦戦するカンロ飴の開発
しょうゆや塩を入れてみようと考え付いたのは良いものの、試作品第1号は大失敗。タバコのヤニが溶けたような濃い色に焦げた味。とても食べられたものではありませんでした。

そして次の日、缶の中で飴たちが溶けて一つの大きな固まりに…。
配合を変えたりしょうゆや塩の量を減らしたり、試行錯誤の末つくった試作品第2号。色味は少し改善されたものの、光沢は悪く焦げた味、煮詰めも足りない状況でした。
📝Kanro POCKeT × スタッフ:
「私だったらこの状況にすぐ諦めてしまいそうなのですが、どうですか? 」
🍬カンロ飴商品担当:
「新商品を開発するときは、研究のメンバーと一緒に進めていくんですけど、カンロにはこういった『諦めないで出来るまで何度も挑戦する精神』みたいなものが根付いている気がします。他にも開発期間の長い商品がありますし、宮本さんのDNAが受け継がれていると思います!」
その後も試作を繰り返し、煮詰めの問題は解決したものの、焦げ臭さの問題は手がかりさえつかめず頭を抱える日々。
なにせ、しょうゆを高温の窯の中に入れるのですから、たちまち焦げてしまうのです。
でも『創意と工夫』を理念とする宮本政一は諦めません。
「それなら焦げにくいしょうゆをつくろう!」としょうゆ醸造業の友人に頼み込み、共同研究をスタートさせます。
かなりの時間がかかりましたが、ついに焦げにくいしょうゆが完成…!

📝Kanro POCKeT × スタッフ:
「焦げにくいしょうゆをつくってしまったってすごいですよね。今も焦げにくいしょうゆを使ってカンロ飴はできているんでしょうか? 」
🍬カンロ飴商品担当:
「そうです!カンロ飴専用のしょうゆを使ってつくっています。他には出回っていない、門外不出のオリジナルしょうゆです!」
そして、これまでの努力が実を結び、透き通った琥珀色の飴が出来上がりました。
日本的な風味とコクがあり、それでいてあっさりとした味わい。
この彼が思い描いていた飴は、「カンロ玉」として、1954年の春に山口県内で発売されました。
「カンロ」は、天から降る甘い露という意味の「甘露」からきており、親しみやすいようカタカナに。
その後、1955年に「カンロ飴」へと名前を変え、セロハン紙で個包装された初のキャンディとして発売されました。

📝Kanro POCKeT × スタッフ:
「今の原材料は、砂糖、水飴、しょうゆ、食塩のみだと思うんですが、それを強みに何か展開されていたりするのでしょうか? 」
🍬カンロ飴商品担当:
「よくぞ聞いてくださいました!(笑)カンロ飴食堂というものを展開しています。カンロ飴はシンプルな原材料でできているので、調味料としても万能なんです。ご飯・おかずはもちろん、スイーツのレシピもあります!」
📝Kanro POCKeT × スタッフ:
「本当に万能ですよね。ちなみに、一番人気のレシピは何でしょう? 」
🍬カンロ飴商品担当:
「大学芋です!炊飯器でもつくることができるので、とても簡単です。ぜひつくってみてほしいです♪」

📝Kanro POCKeT × スタッフ:
「私も早速つくってみます!!それでは、最後に現在のカンロ飴のつくり方を一緒に見てみましょう! 」
📝Kanro POCKeT × スタッフ:
「ひねり包装機のインパクトが強かったですねー!1分間に1,000粒?目が回りそうになりました。(笑)」
🍬カンロ飴商品担当:
「もう見慣れてしまいましたが、よく考えるとすごいですね。(笑)」
📝Kanro POCKeT × スタッフ:
「この記事を書くにあたって、カンロ飴の歴史を色々と調べたのですが、発売当時のまだ包装が機械化されていない頃は手作業でひねっていたんですって!それで、熟練社員にもなると、1日1万粒近くをひねって包装していたらしいんですよ!!」
🍬カンロ飴商品担当:
「1万粒!?ひねる場所2か所あるから2万ひねり!?そんなことができるの!?」
📝Kanro POCKeT × スタッフ:
「一応8時間労働で換算すると、1分間で約20粒、3秒で1粒くらいでした!(笑)」
🍬カンロ飴商品担当:
「すごいですね…!あのひねり、方向が決まっているの知ってましたか?両サイドどちらも同じ方向にひねってあって、セロハンの端をつまんで左右に引っ張ると、くるっと開くようになっているんです。」
📝Kanro POCKeT × スタッフ:
「ああ!なるほど!そこにも食べやすい工夫がされているんですね。素晴らしい…!」
📝Kanro POCKeT × スタッフ:
「ここまでいろいろとお話を伺ってきましたが、今後の展望などはありますでしょうか?」
🍬カンロ飴商品担当:
「カンロ飴はおかげ様で来年発売70周年を迎えます。「懐かしい」というお声をいただくことも多いのですが、歴史も大事にしつつ、もっと若い方や今まで食べたことがない方に手に取っていただけるような施策にもチャレンジしていきたいと思っています。オレンジのパッケージが目印のカンロ飴、そのまま食べてもお料理に入れてもおいしいので、ぜひお試しください!」
今回は『カンロ飴』の商品開発の裏側についてお話ししてきましたが、いかがだったでしょうか?
ぜひコメントやいいねをいただけると嬉しいです!
第2回は何の商品が取り上げられるのか…
お楽しみに♪

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投稿を表示お料理に使うなんて考えたことなかった。
レシピサイトがあることにも驚き。
やってみます!
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投稿を表示カンロの中で一番好きな商品です。
ホッとします。(ฅ́˘ฅ̀)💕
お料理…つかってますよ。
今日からよろしくお願い致します。
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投稿を表示料理にも使えるのを知りませんでした。早速使ってみたいです。
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投稿を表示おばあちゃんの飴袋に必ず入っていたあめ🍬今でもカンロ飴を食べると一緒にニコニコ頬張ったあの記憶がよみがえります✨
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投稿を表示子供の頃から大好きです♥️
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投稿を表示カンロ飴食べたことなかったので、食べてみます!
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投稿を表示カンロ食堂に行ってみたい!カンロ飴大好きです。
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投稿を表示お茶のカップに飴を入れて、
目がけてお湯投入、よく混ぜお砂糖がわりに。
こっくりしておいしいです。
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投稿を表示カンロ飴を調味料に!というのは最近話題になっていますが、どうしても「もったいない」って思ってしまってついついそのまま食べてしまいますꉂ🤣𐤔
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投稿を表示現在のカンロの独創性は創業者の意思がちゃんと受け継がれているからこそなのねえ✨