発売から70年の『カンロ飴』 新たな魅力を引き出すシリーズ商品

カンロの商品はどのように開発されているのか?
そこにスポットを当てる「商品開発の裏側」、第12回は『ちいさくなったカンロ飴』です!
1955年に発売され、今年70周年を迎えた『カンロ飴』。
カンロの原点であり、社名にもなっているシンボル商品です。
長年にわたり、多くのお客様に愛されてきた『カンロ飴』ですが、2025年10月6日に粒のサイズを小さくしたカンロ飴を発売!
しょうゆを使ったやさしい味わいはそのままに、粒を縮小したことにはいったいどんな秘密があるのでしょうか。
そんな『ちいさくなったカンロ飴』の開発秘話にせまるべく、Kanro POCKeT × スタッフが商品企画担当者にインタビューを実施。
『ちいさくなったカンロ飴』の商品開発の裏側をご紹介します!

――はじめに『ちいさくなったカンロ飴』の簡単な紹介をお願いします。
『ちいさくなったカンロ飴』は、今年で発売70周年を迎えた『カンロ飴』を、“しょうゆを使ったやさしい味わい”はそのままに、粒のサイズを体積比で従来の60%に小さくした商品です。
10月6日から全国のスーパーやKanro POCKeTオンラインショップで、数量限定で発売します。

――“味わいは変わらず、サイズを小さくした”ということですが、どのような理由で開発することになったのでしょうか?
きっかけは、カスタマーセンターに定期的に寄せられる「もう少し粒が小さいと食べやすいのに」や、「年齢を重ねるにつれ、大きな粒が少し食べにくく感じるようになった」というご意見や、インタビュー調査で「粒が大きめなので、お年寄りや子どもにあげるのが心配」という声をいただいたことがきっかけです。
このような要望にお応えしつつ、さらに多くのお客様に親しんでいただけるような『カンロ飴』をつくりたいと思い、開発がスタートしました。
――お客様の要望に応えたい!というのがきっかけだったのですね。『カンロ飴』の発売70周年も関係しているのですか?
もちろん、その意味もありますが、より多くのお客様に親しんでいただくために商品開発を進めました。
そのため『ちいさくなったカンロ飴』は従来の『カンロ飴』とは異なり、「小麦不使用のしょうゆ」を原料にして1年半ほどかけて開発をしました。
ある程度商品が形になってきたときに『カンロ飴』の発売70周年に合わせて発売させていただいた、という感じですね。

――開発に1年半!通常の商品開発だと9〜10カ月くらいだと思いますが、開発はそんなに大変だったのですか?
そうですね。『カンロ飴』は、砂糖と水飴としょうゆという日本人になじみ深い原料で、親しみやすい味わいにすることで長く愛されてきたと思うので、「味が変わらないこと」をすごく意識しました。
そんな中で、これまで以上に“やさしいカンロ飴”にするために小麦の不使用を決めたのですが、「原料を変えながら、同じ味にする」のはとても大変でした。
また、それだけでも難しいのですが、「飴の粒サイズを小さくする」というのも、口当たりにより味の印象が変わるため、単純にサイズを変えればいいわけではありません。
同じ味の感じ方にするには、原料の配分や製造方法などを細かく調整する必要があり、研究担当と一緒に何度も試作を繰り返しました。
さらに、「ようやく同じ味にできた!」と思い、工場試作をしたのですが、製造設備への落とし込みに苦労し、通常より多くの回数工場試作を行いました。
研究担当の試行錯誤の末に完成させることができたのが『ちいさくなったカンロ飴』になります。

――それは大変ですね…。会社名の由来になっている『カンロ飴』ですから、社内の期待も大きかったのではないですか?
実は、社内の意見を調整するのも苦労した点の1つです。
『カンロ飴』は歴史のある商品なので、商品に愛情を持っている人が多く、「この(従来の)サイズだからいいんじゃないか?」という意見も少なくありませんでした。
私としては、小さくすることで新たなお客様の手に取っていただく機会が増え、小さいサイズを食べれば従来のサイズにも興味を持っていただけると考えていたので、社内のみんなに丁寧に説明し、納得してもらいましたね。
――みなさん『カンロ飴』には愛情がありますからね。プレッシャーなどはありませんでしたか?
最初は少し緊張するなと感じていました。ただ、社内を見回すと歴代の『カンロ飴』担当者が何人もいるので、“バトンを受け継いだ”という感覚に変わりました。
そこからは変に気負わず、“口にするとちょっとやさしい気持ちになれる”という『カンロ飴』の魅力をしっかり守り、バトンを次に回していければ、と考えるようになりました。
――苦労して開発した『ちいさくなったカンロ飴』はどんな人に食べてもらいたいですか?
先ほどのお話ともつながりますが、『カンロ飴』のファンではあるけれど、サイズが少し大きいと感じているご高齢のお客様にはぜひ味わっていただきたいですね。
また、お子さまやご両親に味わってもらいたいなど、お裾分けや日常的なプレゼントを探しているお客様にもおすすめです。
あとは、『カンロ飴』というと、どうしても“懐かしい味”と思われてしまいがちですが、この“優しい甘じょっぱさ”は、多くの人に気に入ってもらえるはずです。
粒のサイズが小さくなり、食べやすくなったこの機会に、『カンロ飴』を初めて食べるという若いお客様にもぜひ手に取っていただきたいと思っています。

――『ちいさくなったカンロ飴』のここだけの意外な楽しみ方などありますか?
意外な楽しみ方…『ちいさくなったカンロ飴』だけではなく、『カンロ飴』もそうなのですが、実は調味料としても使えます(笑)。
私は家に砂糖を置いておらず、醤油や砂糖、みりんを使う甘辛い料理には、砂糖の代わりに『カンロ飴』を入れています。特に肉じゃがや煮魚にはぴったりだと思います。
また、これはただのこぼれ話ですが、『カンロ飴』に使っている醤油は、一般に販売されている醤油ではなく、『カンロ飴』専用の醤油です。
――『ちいさくなったカンロ飴!』の今後の展開を教えてください。
2025年9月から『カンロ飴』発売70周年記念として、「代官山蔦屋書店」でのイベントを皮切りに年間を通してさまざまな企画を予定しています。情報は随時ホームページでお知らせするので、ぜひご確認ください!
また、『ちいさくなったカンロ飴』ではありませんが、『カンロ飴』のかわいらしい見た目を生かして、原寸大のネックレスも発売予定です!ご期待ください。
――最後にお客様にメッセージをお願いします!
70年間にわたり『カンロ飴』を支えていただき、本当にありがとうございます!
この記事を読んだお客様の中には、「以前は『カンロ飴』をよく食べていたけれど、最近はあまり…」という人も少なくないと思うので、食べやすくなったサイズの『ちいさくなったカンロ飴』を食べてみてください。
この飴にしかない優しい味わいが楽しめるはずです。
今回は『ちいさくなったカンロ飴』の商品開発の裏側をお届けしました!
「飴の粒を小さくする」というのは、単純なように見えて、実はさまざまな苦労や工夫、ビジョンがありました。
『カンロ飴』を普段から食べている人も、以前は食べていた人も、まだ食べたことのない人も、『ちいさくなったカンロ飴』なら、みんなが新鮮な気持ちで味わえるはずです。限定発売なので、ぜひお早めにどうぞ!
次回の開発の裏側もお楽しみに♪
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示リリースされた時は、原材料高騰でサイズダウンしたのかなぁと単純に思っていました。今回の裏側話を拝見し、試行錯誤の上の小粒と知り、食べてみたくなりました。飴は私にとってコミュニケーションの1つぐらい大切なポジションなので試行錯誤して作られた製品に出逢うと嬉しいです。これからもよろしくお願いします。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示試行錯誤なさったんですね…。
数少ない、原材料のみの飴ですね。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示小さくなったカンロ飴、飴が好きだった祖母にも食べてもらいたかったなあと思いました。色んな人に優しいKanroさん、やっぱり大好きです✨そして、若い職場の人達にもこの美味しさを啓蒙しつつ、お裾分けしたいと思います☺️
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示お客様の声がきっかけなんですね
そういった声を大事にするカンロさんも素敵です
開発に苦労もあり出来上がったカンロ飴、機会がありましたらいただいてみたいです
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示小粒の販売ありがとうございます😊
この販売を知りこの日を待ち早速購入させて頂きました。開発記事を読み前に一粒たべて「同じ味」と思ったら材料が違うと知りびっくりです ゆっくり味わいまーす